今日は、経理担当者と経営者の相違点を考えてみたいと思います。
経理担当者が考えていることは、
①数字の入力ミスがないか、
②決算書を期限までに完成させること、
など、ミスをしないことを中心に考えていると思います。
一方、経営者が考えていることは、
①取引先からの入金があるだろうか。銀行からの資金調達はうまくいくのかな。
②経理担当者から、会社の財務状況の報告が遅い、儲かっているかわからない。など。
まとめると、
経理担当者は、会計処理(現在)を中心に考えていて(慎重、保守的)、
経営者は、会社を今後どうすれば良いか(現在から未来)を、中心に考えている。
経理担当者は、経営をしたことがないけど、経営者はリスクを背負って起業している。
この差が大きいのかな〜と思います。
経営者は、経理担当者の頭の中を理解した上で、
経営者の思いを伝えるようにコミュニケーションを取れば、
より良い財務状況の答えが得られると思います。