一般的に法人は、固定資産を購入すると、減価償却をして、その固定資産の購入金額を何年かに分けて費用化していきます。
例えば、20万円のパソコン（耐用年数4年）を買った場合だと、次のようになります。
20万円➗4年＝5万円。つまり5万円ずつ４年間かけて費用化していきます。
しかし、【中小企業者等の少額償却資産の損金参入】の特例（青色申告書を提出しているか等）に該当すれば、10万円以上30万円未満の固定資産を減価償却をせずに、一度で費用化することができます。
また、その取得価額の合計額が300万円に達するまでを限度とすることができます。
過度の節税目的ではなく、業績に貢献する30万円未満の固定資産の購入を多くする事業者の方は、是非、利用したほうが良いかもですね。
