怒っている人が苦手です。
なんであんなに怒るんだろう。
怒りで他人をコントロールしないで。
子供の頃から怒っている人を見るとドキドキしていました。
怒っている人からは距離をとってきました。
(1) 怒る人はダサいです
昨日、カフェで仕事をしている時に、とあるお客さんが、高校生か大学生くらいの店員に怒っていました。
注文が遅い、あなたのその接客態度は何だ、店長を呼べ、など。
5分以上は、一方的に怒っていて、他のお客さんもドン引きしていました。
店長らしき責任者が出てきて、怒りん坊のお客さんの説教を聞いてなだめていました。
そのお客さんを見ていて、なんかダサいなー、ストレスたまっているのかな、と感じていました。
(2) 怒りとは人と人を引き離す感情である
アドラー心理学は、「怒りとは人と人を引き離す感情である」と言っています。
①怒りは手段(目的論)
怒りは、何かを達成するための「手段」であり、感情そのものが目的ではありません。
②相手を操作するためのツール
怒りを使うことで、相手を威嚇し、自分の要求を飲ませたり、思い通りに動かしたりしようとします。
③人と人を引き離す
怒りによる支配は、一時的に相手を従わせることはできても、長期的な信頼関係や健全な人間関係を破壊し、最終的に人と人を遠ざけます。
つまり、アドラー心理学では、怒りとは、相手をコントロールしようとする意図から生じるものであり、結果として関係を悪化させる、と考えるのです。
先のカフェの例で言えば、怒りん坊のお客さんは、店員を怒ることで、店員さんを服従させることができたと思います。
でも、店員さんは表面上は謝っていますが、心には全く響いていないと思います。何よりも、怒る人とは距離を置きたくなると思います。
とはいえ、自分も怒っていた過去があります。
振り返ってみると、会社の上司に理不尽に怒られたり、隣の同僚と馬が合わない時など、自分もストレスを抱えていました。
そういうストレスを抱えている時には、自分も怒りん坊になっていました。
反抗期の子供とケンカしたり、妻と言い争いになったり。
(3) 自分が怒らないようにするためにストレスをなくす
怒りの原因の一つに日頃のストレスがあると思います。
油断していると、ストレスが溜まって、怒りん坊が自分の中に育ってきます。
怒りん坊にならないようにするためには、意識して行動する必要があります。
私の場合は、
筋トレ、散歩など運動をする。
Xなど、荒れているネット空間に近づかない。
好きな漫画、アニメ、映画を見る。
苦手な人、苦手な場所には近づかない、などでしょうか。
出来るだけ好きな人と付き合い、好きな仕事をして、好きな趣味に時間を使っていきたいですね。
心穏やかに過ごして、怒らない人にならねば、です。