働きながら大学院へ行くこと

税理士試験は、会計や税法の試験に、合計5科目合格する必要があり、
全て合格するまでには、8年〜10年くらいかかるとも言われています。

税理士試験は、大学院に行くと1科目や2科目は合格とみなす制度があります。
私はその制度を使って、働きながら大学院へ通うことにしました。
今、税理士試験に挑戦を考えている人、勉強をしている人は、大学院進学という道もありかな、と思っています。

30代で大学院へ

税理士試験は十分に勉強したからといって、合格できる試験ではありません。
ケアレスミスなど、1点、2点の差で合否が決まります。
今思えば、受験した年に得意な論点が出ているなど、運の要素もある気がする。
私には、仕事をしながら5科目も戦う気力がなかったので、30代で大学院へチャレンジすることにしました。

大学院はきついけれど行ってよかった

仕事はフルタイムで働いていたので、大学院は体力的、精神的にもしんどかった。
平日は仕事帰りに大学院へ通って、土曜日に1日授業を受けたり、先生と面談したり。
きつかったけれど、サラリーマンにも飽きていたから、振り返ると刺激的な2年間。

同期のメンバーは、年下もいれば、一回り上の先輩もいる。
今でも、連絡をとるメンバーもいるし、とても楽しい思い出になっています。
かつ、2科目の合格も手に入れたし。

でも、仕事との兼ね合いで、大学院も修了できなかった仲間もいます。
先生とも何回も面談して、怒られて(?)、膨大な論文も仕上げなければなりません。
楽な道ではないことは確かです。

でも、税理士試験は勉強したからといって合格できるとは限らない。
それならば、大学院という選択肢もあると思います。

今、勉強している人は大学院進学という道もあると思っていたらければ幸いです。

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