サラリーマン時代は、「上司が帰らないから自分も帰れない」という状態でした。
税理士受験の勉強をするようになってからは、出来るだけ早く帰っていましたが、
それでも、帰りにくい雰囲気はあった。
ある職場では、5時過ぎると職場の会議室で、缶ビールを飲みながら上司と相撲観戦したこともありましたし。
新人時代には、刺身やお菓子の買い出しに行っていました(今の時代じゃ考えられないですね)。
で、その後は二次会で居酒屋に行って、「上司が帰らないから自分も帰れない」などと、同僚と愚痴を言い合うのでした。

独立するといつ帰っても自由
独立した今は、「上司が帰らないから自分も帰れない」からは解放されました。
独立すると他のメリットして、
ランチでお店に入る時には、12時前後は混むので混雑する前に済ませることができる。
朝、夕の渋滞に巻き込まれない。
仕事を朝早く始められる。
キリがいいところで仕事を終えられる。
通勤しなくていい。
気分転換にカフェで仕事することができる。
上司の決裁をもらうために根回ししなくてよい。
確定申告の後の慰労会に参加しなくてよくなった。
隣の同僚に気を使わなくて良くなる。
スーツ着なくて良い。
など、圧倒的に自由度が高くなりました。
責任は自分100%
サラリーマン時代は、組織の人間関係に余分に労力を使っていました。
お昼を過ぎたけど、今日は上司と一言も喋っていないな。
僕から、なんか雑談しないといけないかな。
隣の女子社員、なんかピリピリしている。
僕に怒っているのかな。机の開け閉めの音が大きくてうるさいぞ。
サービス残業して仕事しているアピールするの辞めてくれ。
周りの同僚が帰りにくいじゃないか。
などと不満に思っていましたが、これは多分、日本特有のサービス残業の文化が関係している気がします。
外国では、残業すると割増賃金が出るので、上司やシステムで部下の仕事量を管理して、サービ残業を発生させないようです。
日本でも、上場企業を中心としてサービス残業の文化は減少している模様。
とはいえ、「上司が帰らないから自分も帰りにくい」問題は多くの中小企業では、まだまだ解決されないのではないでしょうか。
独立した今は、
営業する力、仕事の結果に対する責任は100%自分ですが、
組織の人間関係で苦労するよりはいいかなー、と感じています。
というか、組織に適応できなかったから独立しかなかった、とも言えるけど・・・
日本でもフリーランス人口がどんどん増加しています。
「上司が帰らないから自分も帰りにくい」と負担に感じている人は、
100%自分責任で、独立という生き方もありかな、と思います。