無料コンテンツがあふれる現代
1800年代、イギリスから大量に流入したアヘン(麻薬)が、当時の清国(中国)に与えた影響は甚大でした。
国民がアヘンにのめり込んだ結果、労働意欲が低下し、国力が衰退する大きな要因になったと言われています。
これが、歴史で習うアヘン戦争の背景の一つです。
歴史は繰り返すと言いますが、現代における「アヘン」に置き換わるものが、私たちを取り囲む無料コンテンツではないか、という話を聞きました。
無料だから見ないと損
今はYouTubeやSNS、無料のゲーム、アニメ、ドラマなど、驚くほど大量の娯楽が「無料」または「低額」で楽しめます。
高校生の息子も「無料だから見ないと損だぜ」などと言ってきますが、まさに「ただほど怖いものはない」という状態です。
無料コンテンツは確かに楽しい。
しかし、その楽しさが家の中で完結するのであまり外出しなくなりました。
3. 無料コンテンツがもたらす無気力
無料コンテンツにばかり没頭してしまうと、徐々に以下のような行動傾向が強くなる可能性があります。
- あまり外出しない:外の世界に刺激を求めなくなる。
- あまり働かない/生産性が落ちる:時間を浪費し、本当に大切な仕事や勉強に集中できなくなる。
- わずらわしい人間関係を避けてしまう:対面でのコミュニケーションより、手軽なコンテンツを選ぶようになる。
これは、かつて人々がアヘン(麻薬)に毒されて社会から孤立していった状況と、どこか重なって見えます。
4. 大切なのは「距離感」を持つこと
大量の娯楽が安価で手に入る時代は、今後も変わらないでしょうし、楽しいものを無理に避ける必要はないと思います。
大切なのは、無料コンテンツに対して「適度な距離感」を持つこと。
アヘン戦争の歴史に学んで、意識的に無料コンテンツと距離感をとって、外の世界にも踏み出していきたいものです。
