住宅をローンで購入した際に使える「住宅ローン控除」。
この制度は、購入した物件の種類や、入居した年によって計算方法がいくつもあり、複雑になっています。
基本の計算と「上限額」
住宅ローン控除の計算の基本は、「年末のローン残高 × 控除率(0.7%など)」です。
ここで気をつけたいのが「借入限度額(上限)」の存在です。
たとえローンをたくさん借りていても、物件の性能(省エネ住宅かどうか等)によって、控除の対象にできる金額には「天井」が決まっています。
例えば、ローン残高が 3,000万円だとして、その物件の上限が 2,000万円 という場合、計算の基礎になるのは 2,000万になるということです。
時代の変化とともに複雑になる制度
「思っていたより控除額が少なかった……」 「逆に、もっと受けられるはずなのに低く見積もっていた」そんなことが起きやすいのが、この住宅ローン控除の難しいところです。
最近は、環境に配慮した省エネ住宅の控除額が優遇されたり、リノベーション需要に合わせた改正が行われたりと、頻繁にルールが変わっており、ついていくのが難しい分野です。
税務署から届いた書類に記載されている数字が「自分が受けられる控除の上限額」ですので、まずはそこをしっかりチェックしてみてくださいね。
