僕たちはもう就職しなくて良いかもしれない

最近、岡田斗司夫さんの著書『僕たちはもう就職しなくて良いかもしれない』を読み、これからの働き方について改めて考えさせられました。

かつては「良い大学に入り、安定した会社に就職して定年まで勤める」ことがいわゆる成功のモデルでしたが、段々と変わっています。


会社が私たちを守ってくれない時代へ

今や、どんなに大きな会社でもいつ潰れるか分かりませんし、せっかく入社しても「本当にこの仕事でいいのかな?」と転職を考える人も増えています。

著書では、このような時代に生き残るための選択肢として、「就職という一つの場所に縛られるのではなく、小さな仕事を複数持ち柔軟に働く」という働き方を推奨しています。

親や親戚から仕事を紹介してもらう。
コネでもいいじゃないのと提案しています。

就職を考えている若者の過半数が「なんで決まんないのかなぁ」と悩み、決まっている人も大喜びできず、「これでいいのかなぁ」と半信半疑。
苦労の末に入った会社なのに、しんどすぎて、すぐにでも辞めたい。
チャンスを一回逃したら「新卒」と呼ばれなくなって、さらに厳しい。
転職活動はこれまた輪をかけて厳しい。

会社はもはや、従業員の一生を守る存在ではありません。
そもそも、会社自身が生き残るのに必死で、従業員を守る余裕がなくなってしまったのかもしれません。


複数の仕事を持つことの「本当の価値」

今、私はフリーランスとして、複数の仕事を掛け持ちしています。
この働き方を通して、「一つの収入源に頼らないこと」の重要性を日々痛感しています。

もし一つの仕事がなくなっても、他の仕事でカバーできる。
これは、精神的な安定にも繋がりますし、多様なスキルを身につける機会にもなります。
税理士業にこだわらずに、いろいろな仕事をしていきたい。
お金にならないものでもチャレンジしていきたい。
そのように考えるようになりました。

会社員時代には見えなかった「自分らしい働き方」を、この本は考えるきっかけをくれました。
これからの時代をどう生きるか、どんな働き方をしたいか迷っている方にはぜひ手に取っていただきたい一冊です。

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