個人事業主やフリーランスの経費はどこまで認めらるでしょうか。
今日は経費の範囲をまとめてみます。
（１） 事業に関係しないものは経費にしない
事業をやっている人は、プライベートでも、事業でも使用している支出があると思います。
例えば、車や、住宅費、光熱費など。
そのうち、経費にできるものは、売上に必要なもので、かつ、プライベートな支出と事業で使った支出を明確に区分できるものが対象になります。
事業に関係のない趣味や食事代などは経費として認められません。
（２） プライベートと事業の支出の割合を合理的に説明できるように
例えば、プライベートと事業で使っている車のガソリン代を考えてみます。
「例」平日５日間仕事をして、土日2日休み。一週間のガソリン代が7,000円の場合。
※7,000円×5/7=5,000円
一週間で使ったガソリン代のうち、5,000円が経費にすることができます。
他には、自宅の一部を仕事場としている人の場合の経費は次のようになります。
「例」家賃が8万円の物件に住んでいて、半分を仕事場にしている場合。
※80,000円×1/2=40,000円
一か月分の家賃80,000円のうち、40,000円を経費にすることができます。
経費にする目安は、使用時間、使用料（回数、距離）使用面積などを使って合理的に説明できれば問題ありません。
（３）まとめ
個人事業主やフリーランスの人で、経費にできるのに計算が大変なのでやっていない人も見てきました。最初にルールを決めれば、後は支出する内容もあまり変わらないことも多いと思うので是非、めんどくさがらずにやってみてください。
